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あなたの"マーケ脳"を磨く10の方法

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こんにちは、

Netflixの海外ドラマ『シューター』が
面白すぎて、どハマり中の
金子です。


世の中的には3連休ですが、
僕は仕事と休みの境界線が
あまりない人間なので、
いつもどおり過ごしております。


さて、
先日twitter
フォロワーさんとやりとりしてて、

「どんなことを知りたいですか?」
と聞いたら、

マーケティング思考」を高めるには
どうしたらよいか?

知りたいということだったんですね。

 

そこで、今日は、

【あなたの"マーケ脳"を磨く10の方法】

というテーマでお届けしたいと思います。


それでは早速いきましょう!

 


【1.常識を脇に置く】

常識に縛られていると、
発想がどうしても狭くなります。

ありきたりなことしか
思い浮かばない脳になります。

マーケティング
求められるのは、

柔軟な思考、広い視野、
独自の感性で、
ひとが発想しない視点です。

常識にとらわれない
自由な発想があるからこそ、
ひとを魅了する
イデアや企画が
思い浮かぶもの。


例えば、
iphone

スティーブ・ジョブスは、
当時主流だったPDAという
通信端末に大きな不満を感じました。

画面が小さくて、ボタンが邪魔だな
と思ったそうです。

ジョブスは、大胆にも、
「いっそボタンを無くしてしまったら
どうだろうか?」と考えました。

当時の常識で考えれば、
ボタンがない携帯電話など
誰も思いつかなかったのでは?

でも、彼は、
そういう常識にとらわれず、
前提を覆す発想をしました。

その結果、iphoneが生まれ、
ガラケーから
スマートフォン」への
イノベーションが起こったのですね。

マーケティング脳を磨く第1の方法
「常識を脇に置く」
ぜひ取り入れてみましょう。


【2.常にWHYを考える】

ものごとには必ず原因があります。

よくいう「原因と結果の法則」です。

売れているもの、流行っているものに
偶然というものはありません。

売れているという結果には、
必ず「原因」があります。

例えば、
スープストックトーキョー

創業10年で、
売上42億円、52店舗と、
驚異的な成長をしている企業です。

なぜここまで伸びたのか?

味が美味しいから?
お洒落だから?

それもあるかもしれませんが、
マーケッターの間では、
違う原因が語られています。

それが「ペルソナ 」です。

ペルソナ とは、
「架空の顧客像」のこと。

ターゲットをたった一人に
設定することによって、
商品のメッセージ性を高める手法です。


スープストックトーキョー
設定したペルソナ は
「秋野つゆ」「37歳」
「都心で働くバリキャリ女性」
「都内在住」「社交的」
「シンプルでセンスのよいものが好き」
というもの。

その他、面白いものだと、
「フォアグラよりレバーを好む」
「プールに行ったらクロールから泳ぐ」
という特性まで設定されています。

ここまで詳細なペルソナ を
設定しているからこそ、
スープストックトーキョー
急激に成長することができたと
考えられています。


売れている会社、商品には
必ずWHYがあります。

そして、そのWHYを見つけ、
自分のビジネスに転用する。

これによってあなたの
マーケティング脳も
めきめき上がります。

 

【3.何事にも興味を持つ】

いい替えると「好奇心」です。

なぜ好奇心が大切なのか?

現代人は、飽きっぽく、
常に刺激を求めています。

驚きや新鮮さを
渇望しているのです。

そのため、
彼らの関心を引くには、
「新しいなにか」
「これまで見たことがないなにか」
「常識で汚染されてないなにか」を
打ち出す必要があります。

なぜ、売れているの?
なぜ、こうなっているの?
なぜ、こういう形をしているの?

と常に興味関心を持って、
新しいなにかを求めていれば、
顧客の欲している
刺激に応えられる「なにか」を
見つけることができます。

旺盛な好奇心は、
新しいものを探すセンサーなのです。


例えば、
「俺のイタリアン」は
なぜいつも行列ができているのか?

好奇心を向けていくと、
脳が勝手に予測してくれます。

脳は検索エンジンです。

検索ワードを入力しないと
発動しません。

そして、その検索ワードを
生み出してくれるのが
「好奇心」というわけです。

そういう意味で、好奇心は、
マーケティング脳の母
といってもいいかもしれませんね^^


【4.自分の価値観すら疑う】

価値観とは、
自分が正しいと思っている
信念体系です。

好き嫌い、善悪など
ものごとの判断基準として
常に作動しています。


判断基準があるからこそ、

大量にある情報や選択肢のなかから
自分に適したものかを
迷わず選択できるので、

情報の処理が的確になり、
生産性・効率性も上がります。


一方で、価値観ががちがちに
凝り固まってしまうと、

「これはこう」という
信じ込みが起こり、

それ以外の可能性を
見えなくさせてしまう
というデメリットもあります。

いわゆる「盲点」が
発生してしまうのです。

脳がつくりだす盲点のことを
「スコトーマ」といいます。

この「スコトーマ(盲点)」によって、
私たちは物事を1つの側面から
しか見れなくなるということが
起こりがちになります。


例えば、
車の免許証。

自動運転の時代になる
2050年にはなくなると
言われています。

今は免許証がないと
車を運転できない社会なので、

免許証がなくなる未来を
想像するとなんだか変ですよね。

これも1つの価値観で、
「免許証はなくならないだろう」
という信じ込みが働いています。

その結果、
免許証が必要なくなる未来という
可能性はシャットアウトされます。


凝り固まった価値観は
時としてものごとを
ニュートラルに見る
ということを妨げます。


「自分の価値観を
疑う」というのは
脳の盲点にはまらない
最良の訓練になります。

枠にはまらないアイデア
ひとが思いつかない発想、
マーケティング脳が磨かれます。

 

【5.人の話をうのみにしない】

世の中に出回っている情報の
100%は、誰かのフィルターを
通ったものであり、
必ず不純物が混じっています。

テレビや新聞で流れているから
信憑性があると一般的には
考えられていますが、
本当にそうなのでしょうか。

そもそもテレビはなぜ
無料で見れるのでしょう。

芸能人の報酬は高いのに、
そのお金はどこから出てくるのでしょう。

その答えはいわずもがな、
「広告(CM)」です。

企業がテレビ広告を出し、
自社商品を宣伝する。

その広告料としてテレビ局に
お金を払う。

だから、テレビは無料なのです。

そして、テレビは、
広告主の都合の悪い情報を
流すことは絶対にありません。

テレビの最大のお客様は、
視聴者ではなく、広告に
莫大なお金を払ってくれる
スポンサー企業です。

この時点で、
テレビには公平中立な情報が
流れていないことは自明です。

SNSにしても同じです。

発信者のフィルターを
通して発信されている情報は
やはり不純物が含まれています。

人の話をうのみにするとは、
こうした不純物を含んだ情報を
信じて取り入れている
ということになるんですね。
⇒恐ろしい(>_<)


大事なことは、
収集した情報を、
「事実」と「発信者の解釈」に
仕分けできること。

つまり、どこまでが事実で
どこからが発信者の解釈なのか。

この2つを分別できることです。


また、1つの情報源に依存せず、
複数の情報源から情報を集め、

「共通する部分」と
「異なる部分」を区別し、
「なにが事実なのか」を
見極めることです。

こうすることで、
自分なりの判断基準が
確立されていき、

いい加減な情報、
怪しげな儲け話、詐欺情報、
フェイクニュース
捏造された陰謀論などに
翻弄されることもなくなります^^


また、
人の意見に左右されることなく
独自のものの見方、
世の中に対する分析
時代の予測ができるようになり、
マーケティング脳も成長します。

 

【6.インプットを人の3倍する】

イデアの量は、
インプットの量に依存します。

イデアを出すのが得意な人は、
人よりも多くの情報を収集しています。

人間の脳には「参照枠」という
機能があります。

参照枠とは、
脳のなかにある
データベースのこと。

人間は、
このデータベースのなかに
インプットされた情報以外のことを
発想したり、発明したりすることは
できないと言われています。

ブログに書くネタ、
twitterにツイートするネタが
思い浮かばない時は、

参照枠(データベース)に
情報が枯渇している時です。

インプットが足りてないのです。

対処法は単純ですね。

インプットを増やせばよいのです。

本でも、SNSでも、
人に合って情報交換するでも、
旅に出て刺激を得るでもOK。

あなたの参照枠(データベース)に
どんどん情報を入れていきましょう。


【7.わからないことはすぐ調べる】

調べてわかることをすぐ人に聞く人は
マーケティングでもっとも大事な資質を
失ってしまっています。

それは、
『自分で答えを見つける力』です。

今の時代、わからないことの9割は
Googleで答えを探すことができます。

結果を出すのが早い人は、
すぐに「ググる」習慣があります。

また検索のしかたが上手です。

検索窓にどういう
キーワードを入力すれば、
欲しい答えに最短でたどり着くか
感覚的に知っています。

ネットの検索でたいていの
問題が解決できるので、
人に聞く必要がありません。

行動が止まる「停滞時間」が
ほとんどありません。

その結果、ゴールに到達する
時間も短くなります。

だから成功スピードが早いのです。

マーケティング活動は、
未知、未体験の連続です。

そのたびにつまづいていたら
先に進むことはできません。

いつまで経っても
顧客を魅了し、喜ばせる
商品・コンテンツを
生み出すこともできません。

マーケティング脳を磨きたいなら、
あなたがわからないことが出た時、

人に聞く前に、自ら調べ、
自分ひとりで問題を解決する
習慣をつくりましょう。


【8.広告があればすぐコピーをcheck】

電車のなかで手持ち無沙汰なとき、
なにをしていますか?

マーケティング脳の高いひとは、
あることを共通してやっています。

中吊り広告を見ているのです。

週刊誌の広告には、
最新号の見出しがずらり並んでいます。

そのなかでも、
一際興味を引く見出しがありますよね。

では、その見出しのなにが
そこまであなたの興味を引くのか?

見出しを構成している言葉を分解し、
ひきつける要素を分析するのです。

これがキャッチコピーのスキルを
高める格好の題材になります。

電車のなかはキャッチコピーを
学ぶ材料の宝庫ですから、
ぼおっとしていてはいけません。

これは秀逸だと思うコピーは
スマートフォンのメモに記録
しておきましょう。

ブログやメルマガの記事の
タイトルを考えるときに、
メモした広告文を参照し、
転用するのです。

魅力的な見出しの例を
あなたの参照枠(脳のデータベース)に
どんどんストックしていきましょう。

参照枠の質が上がれば、
あなたのアイデアの質も
格段に上がります。

あなたのブログの記事を
クリックする人、

あなたのツイートを目に止めてくれる人、

メルマガを開封してくれる人が
続出すること間違いありません。


【9.成功している人をくまなく分析する】

世界的な自己啓発トレーナーである
アンソニー・ロビンスは、
「その分野で成功しているひとの
 やり方を手本にしろ」
と言っています。

成功者の言動パターンを
参照枠(データベース)に
インプットすることが
いかに成功の近道であるかを
示唆していますよね。

僕もtwitterYouTube
アメブロを始めた当初、
結果を出しているひとを
100人以上はリサーチしていました。

MA(マーケティングの自動化)でも、
すでに成功している方を徹底して
研究していきました。

MAの世界的な第一人者である
ラッセル・ブランソンは、

「うまくいっている人のやり方を
リバースエンジニアリング
(分解して成功要因を分析)せよ」
と言っています。


未知の分野において最短で
結果を出したい?

であればまずやるべきことは1つ。

成功している人をくまなく分析する、
これだけです。


【10.売れてる商品の売れてる理由を考える】

前述のとおり、売れている会社、商品には
必ず売れている理由(WHY)があります。

その理由を要素抽出できれば、
それを自分の商品コンセプトに転用する、
これがスマートな方法です。

参照枠(脳内データベース)が貧しい状態で、
画期的な商品アイデアは出てきません。

スタバに4時間こもって
うんうんうなっても
雷のような天啓は降りてこないのです。

オリジナルのアイデアにこだわるのは
やめましょう。

売れている会社、売れている商品を
くまなくリサーチしましょう。

インフルエンサー
ツイートを研究しましょう。

人気YouTuberの
動画を立て続けに
30本は見てみましょう。

人気の理由(WHY)を
要素抽出するのです。

そして、あなたの情報発信に
ふんだんに取り入れていきましょう。

ストレートにいえば、パクる。

そのまま真似たら芸がありません。

上手に「転用」しましょう。

 

以上が、マーケティング脳を磨く10の方法です。

まとめると、

1.常識を脇に置く
2.常にWHYを考える
3.何事にも興味を持つ
4.自分の価値観すら疑う
5.人の話をうのみにしない
6.インプットを人の3倍する
7.わからないことはすぐ調べる
8.広告があればすぐコピーをcheck
9.成功している人をくまなく分析する
10.売れてる商品の売れてる理由を考える

全部同時にやろうとすると
キャパオーバーが起きるかもしれません。

あなたの興味のあるものから、
1つ1つ取り入れてみましょう。

 

本日は以上です^^

長文お読みいただき
ありがとうございました!


今日も素敵な1日を!

金子吉友